<以下の懇話会を開催いたしました。懇話会記録を販売中です。>
日 時: | 令和 6年 6月14日(火) 講演会・意見交換会15:30〜16:50 懇親会17:00〜18:00 |
会 場: | 日本水産油脂協会 3F会議室 ※ Web配信はございません |
演 題: |
「似て非なる」食品脂質の異性体に関する研究 |
講 師: |
名城大学 大学院総合学術研究科 / 理工学部 化学教室 准教授 本田 真己 先生
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概 要: |
カロテノイドや不飽和脂肪酸など、二重結合を有する食品成分にはシス-トランス異性体が存在する。
我々は近年、カロテノイド類を中心に、異性体の比率を任意に制御できる技術を開発した。
さらに、異性体間の物性や生理活性を調べると、大きな差異があることを見出した。
これら異性体間の差異を活用した高付加価値食品素材の開発に関する取り組みについて、本講演で紹介する。 |
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<以下の懇話会を開催いたしました。懇話会記録を販売中です。>
日 時: | 令和 5年12月 5日(火) 講演会・意見交換会15:30〜16:50 懇親会17:00〜18:00 |
会 場: | 日本水産油脂協会 3F会議室 ※ Web配信はございません |
演 題: |
ヒトの睡眠時エネルギー代謝研究から考察する食事性脂肪酸の重要性 〜エネルギー代謝と睡眠を仲介する脂肪酸の働き〜 |
講 師: |
城西大学 薬学部 薬科学科 栄養生理学研究室 助教 矢島 克彦 先生 |
概 要: |
ヒトは食後に糖を燃やし、絶食となる睡眠時には脂質を燃やし、起床に向かう脳覚醒に伴って糖を燃やす。
このように酸化基質を「柔軟」に切り替えながら24時間を過ごしている(代謝的柔軟性と呼ばれる)。 本講演では、食事性脂肪酸がエネルギー代謝と睡眠を仲介する役割を担い、代謝的柔軟性の改善に役立つという新規知見について紹介する。 |